肘の痛み② 野球肘ってどんな症状ですか? (内側の痛み)
上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)症状
投球動作やテニスのフォアストローク、ゴルフスイングを日常的に行う方に頻発する障害です。肘の内側に痛みが生じる特徴があります。最近ではスマートフォンやパソコンの長時間の使用でも発症する方がいます。
・肘の内側を押すと痛い
・手を強く握ると肘の内側が痛む
・腕や手首をスムースに動かせない
などの症状が出ている時は、医師に相談しましょう。
肘の痛み(内側)と原因について
原因・病態繰り返される投球動作などによって、肘への負担が過剰になると炎症が発生します。
いずれも使い過ぎが原因となります。
【原因となる筋肉】
・橈側手根屈筋
・尺側手根屈筋
・浅指屈筋 など 主に肘の内側に付着する筋肉
確認方法
・ゴルフ肘テスト
・foream pronationテスト
・wrist flexionテスト
投球動作やスイングなどを中止する事が大切です。痛みが悪化すると手術が必要になる事もあります。
野球・テニスの場合は「手投げ」「手打ち」の人がなりがちですが、炎症を繰り返さないために、場合によって、フォームの改善をする必要もあります。
その他
・離断性骨軟骨炎 (外部リンク Medical Note)
・野球肘と離断性骨軟骨炎(外部リンク Medical Note)
その他、主な肘の障害
・肘内障(外部リンク Medical Note)
子供が腕を引っ張られた時に障害される。腕を下げたまま、動かさなくなる。
・肘部管症候群(外部リンク 日本整形外科学会)
主に手指にしびれ