検査結果の基準値とは
そもそも基準値とは、健康な人々の膨大な検査データを元に統計学的にまとめたもので、「健康な人の95%に当てはまる値」とされたものです。 つまり、健康であっても5%の人は基準値から外れてしまうのです。
また、年齢や生活習慣、検査の方法や、測定機器の種類でも基準は変わりますので、基準値から外れたから、全て病気とは限りません。
検査結果(数値を見るとき)は過去と比較してみる
そこで、重要になってくるのが私達一人ひとりの基準値です。これは、定期的に検査を行ってその数値の変化をみていくものになります。
例えば、基準値が3~45の項目で普段は10前後の方が45まであがったとします。基準値に入っているから大丈夫だと思うかもしれませんが、どうして数値が変化したのか、探る必要があります。
このように、検査結果が基準値にあるという事よりも今までの検査結果から、自分の基準値を知る事が大切になっていきます。
基準値から外れていた場合はどう考えればいいの?
数値が変わったとき(基準値より増減しているとき)には、検査した数日前に影響するようなことをしていなかったか振返ってみましょう!
例えば、暴飲・暴食・過度な運動などが当てはまります。
原因があれば、それらが影響していることもあるため、それら原因になることを取り除いてから再度検査をすることをお勧めします。