手術を受けられる患者様へ

手術を受けるということは、ほとんどの患者様にとって未知で不安なものです。

そのような患者様の漠然とした不安を理解し、患者様が安心して手術が受けられるよう手術室スタッフが術前に訪問をして不安を少しでも取り除き、良好な信頼関係を築けるよう努力しています。

安全と安楽が提供できるよう、さらに円滑に手術が遂行されるように心がけています。

手術室について

手術内容により、医師1～２名、麻酔科医１名、看護師2～３名、中央材料室は看護師またはケアワーカー１名で行っています。

手術室は１室ですが、整形外科の手術を主に、形成外科や日帰りの手術も行っています。
午前中はその日の手術の準備を行い、手術は午後から始めます。

手術件数は、一日平均1～３件実施しています。

過去の手術実績についてはこちらを参照ください。

不安軽減のための取り組み

安心して手術を受けて頂くために、患者様には手術室スタッフが術前訪問を行っています。

手術室に入ってからの様子を説明したり、手術に必要なことを患者さんと一緒に確認したりしています。

手術を受けられる際には、手術室看護師に心配なことや不安なこと、些細なこと何でも質問してください。

事故防止の取り組みについて

手術室入り口で患者誤認防止のため、患者様のお名前と手術する部位の確認を行っています。
看護師が聞いて、患者様ご自身のお口で答えて頂いています。それと同時にリストバンドでも確認しています。

さらに、手術開始時に「タイムアウト」（※外部リンク参照）を導入し、医師・看護師・麻酔科医が揃ったところで、スタッフ全員が手を止め、「患者氏名・疾患名・術式・手術部位」などを口頭で確認し合い、患者取り違え、部位間違い等の事故防止に努めています。

中央滅菌材料室

中央滅菌材料室では、病棟や外来の機器・器械類を集荷し、まとめて滅菌しています。

素材や用途に応じて高圧蒸気滅菌、エチレンオキシドガス滅菌に分け、安全確実な洗浄・滅菌を行なっています。