医療法人社団 弘人会中田病院

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〒347-0065 埼玉県加須市元町6番8号

Endoscopy内視鏡検査

定期的な内視鏡検査を受けましょう。

内視鏡検査でもっとも大切な事は、がんの「早期発見」です。
病気の発見が早ければ、大事に至らず、軽度の治療で治る場合が多くあります。逆に、病気の発見が遅れれば重症化、最悪の場合、死に至ることもあります。自覚症状がないまま進行してしまう病気も多いので、定期的な内視鏡検査を受けることをおすすめします。

こんな症状があれば内視鏡検査をお勧めします

【自覚症状がある場合】

  • 下痢が続く
  • 便に血が混じる
  • 便が急に細くなる
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 健康診断で便潜血陽性(+)

血を吐く事や黒い便が出た場合は注意が必要です。(肛門から近い大腸からの出血は、通常赤っぽい便が出ます。黒っぽい便が出る場合は、食道や胃・十二指腸からの出血が疑われます。腸で出血を起こしていると黒色便が出ます)この場合は、早めの受診をしましょう。

内視鏡検査の種類

1.大腸内視鏡検査

お尻からスコープを挿入し、先端に取り付けられた小型CCDカメラを使い大腸内に異常がないか検査します。大腸内視鏡検査では、「大腸癌」「大腸ポリープ」「腸炎」などの病状の正確な診断・治療を行えます。

苦痛の少ない無送気軸保持法

一般的に多く行われるループ挿入法は、スコープが腸内壁に当たった際に、腸を無理に押し伸ばす事で痛みを伴います。腸は人それぞれ曲がり方が異なりますので、空気を送りながら進路を確保する事から、お腹が張ってしまう事があり、苦痛を減らしながら行うのは、高度な技術が必要となります。当院では経験豊富な医師が検査を行います。

当院で行っている「無送気軸保持法」とは

空気を入れることなく、また無理に腸内壁を伸ばす事もない為、痛みを最小限に抑えながら検査をする事が可能です。
メリット①痛みが少ない!
メリット②大腸の負担が最小限!
メリット③検査後の腹満感や不快感が速やかに軽減する

2.経鼻内視鏡検査

スコープを鼻から通して食道や胃、十二指腸を検査します。口が塞がれないので検査中に会話ができ、医師とコミュニケーションを取りながら検査を進められるメリットがあります。口から入れない為、「咽頭反射」(オエッ)が起きにくいのも特徴です。

3.経口内視鏡検査

鼻炎持ちや粘膜が弱い方は、経口内視鏡で検査を受けることになります。使用されるスコープは現代では細くなり、昔ほど咽頭反射は起こりにくくなっています。経口内視鏡の最大のメリットは、経鼻内視鏡で使用されるCCDカメラより大型のものをチューブの先端に搭載できる点です。カメラが大型であるほど、画質は鮮明になり、より詳細な臓器内観察が可能になります。